桜えびまつりは年に一度の貴重なイベント

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由比と言えば桜えびですよね。鮮やかなピンク色が特徴な桜えびは、国内では全て駿河湾でとれたものしか流通していないそうです。その中でも、由比は桜えび漁が最も活発に行われており、町おこしにも使われています。

 漁が行われるのは春の3月中旬〜6月初旬、秋の10月下旬〜12月下旬の年二回と決められており、新鮮な桜えびが食べられる季節は限られているのです。

そんな春漁の真っ只中、ゴールデンウィークの初日でもある5月3日は、由比で大々的に桜えびまつりが開催されるのをご存知でしたか?名産の捕れたての桜えびやしらすが、その場で存分に味わえるグルメイベントに行ってきました!

桜えびまつりの詳細

【開催日】毎年5月3日

【時間】8:00〜14:00

【会場】由比漁港内

※雨天決行

桜えびまつりは由比漁港で行われています。普段はバイパスから直接アクセスできるのですが、この日は漁港に車で乗り入れることはできません。由比桜えび通りも通行止めになるので、車で行く人は注意しましょう。

車でのアクセスは、名古屋方面から向かう場合も東京方面から向かう場合も、手前のインターで降りて東海道へ出る必要があります。由比川河川敷にあるスポーツ広場が臨時の駐車場として開放されるので、そこを利用しましょう。

それでも、当日は多くの人が自家用車で訪れるので周辺は大渋滞します。臨時駐車場も満車の状態が続きますので、公式では公共交通機関の利用を推奨しています。電車で訪れる場合は、最寄り駅はJR東海道線の由比駅となります。漁港へはそこから徒歩10分程度で到着します。

桜えびまつりの様子

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これが当日のメイン会場でもある由比漁港内です。この日の漁港は多くのテントで埋め尽くされて、立派なおまつり会場になっています。臨時駐車場からは由比桜えび通りを10分程歩いて会場へ向かうのですが、近隣の方が様々な露店を出しているのでそれも楽しめます。

バイパスをくぐって漁港に入ると、自衛隊の出し物やしらすの直売などが行われています。そのイベント会場を更に奥へ進むことで由比漁港内へたどり着きます。向かう道中や入り口のイベント会場で食べ過ぎちゃうと後悔しますよw

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一番食べておきたいのは由比漁港協同組合の建物前で販売されている桜えびのかき揚げです。大人気過ぎて売り切れの可能性も大いにありますので、先に並んで購入しましょう。大体10分程度並べば購入できます。

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新鮮な桜えびを数台の特設フライヤーを使ってどんどんかき揚げにしていきます。並んでいる列の途中でかき揚げのいい香りがしてきて食欲が爆発しちゃいそうです。

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フライヤーでかき揚げを作る様子。地元の方が二人一組になって次から次へと揚げる様子は圧巻です。

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揚げている方にお願いして写真を撮らせていただきました!

写真撮らせてください!

 いいわよ〜1番キレイな子を撮らせてあげるからちょっと待っててね〜!

かき揚げにも違いがあるんですか?

あるわよ〜桜えびにも顔があって、人と同じで美人さんがいるの!ほら、これなんかとっても綺麗よ

という会話がとても印象的でした。キレイな形のかき揚げを撮影の為に一度油から出してくれた優しさにほっこりしちゃいました。地元の方が優しいのもお祭りのいいところですよね。

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これが並んで購入できた新鮮な桜えびのかき揚げです。1枚250円で、1人6枚まで購入できます。肝心な味ですが、塩もなにもかけていないのに程良い塩気と甘みがあって美味しかったです。衣が少ないので、油っぽくないのも印象的でした。

普通かき揚げって衣が多いからサクサクになるのですが、反面油っぽくなりがちなんですよね。でも、このかき揚げは写真から分かる通り衣は必要最低限です。桜えびがたっぷり使われているので素揚げを食べているような感覚です。

余談なのですが、駿河湾産の桜えびは甘みが強いのが特徴なんだそうです。なんでも、桜えびは発光体を体表に持っているそうで、その発光体の数が由比の桜えびは多いのだとか。この数が多ければ多い方が甘みがある証拠だそうです。

更に余談なのですが、発光体があるってことは桜えびは水中で光るそうです。しかも、桜えびは水中では無色透明で、水揚げされて空気に触れることでピンク色に変わるそうなんです。そんな知識がつく所も、漁師さんがその場にいるからなのです。

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一緒に購入したマグロ中トロの漬け丼。これでなんと500円です。普通漬け丼って古いマグロをたれに漬け込むんですが、さすが清水港を持っているだけのことはあります。新鮮なマグロをづけにしているのでくさみもなく非常に美味しかったです。

桜えびまつりは、桜えびやしらすだけではなく地元静岡の美味しいものも振る舞われているのが特徴です。地酒も販売されているので、電車で行けばそのまま飲めちゃいますよ。僕の大好きな由比の地酒、正雪も売っていて車で来たことを激しく後悔しました。

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さつま揚げ。これで200円です。これもその場で揚げているので、揚げたてをその場で食べることができちゃいます。しらすが入っているのでふわふわな食感でした。醤油をかけなくても塩気があるのはそのためなんですね。

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イートインスペースです。由比漁港を目の前にして買ったものを食べることができます。風が強いので器が飛ばされないように注意しましょう。会場内にはしっかりとしたテーブルと椅子が用意されていますが、混雑しています。

僕はこのかごを積み重ねただけのいかにも漁師町っぽい感じが好きだったので、海を見ながら購入したものを食べることにしました!

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イートインスペースから見える由比漁港。漁船がたくさん泊まっています。中には大漁旗をあげている漁船もいて、港の祭りに来たって感じがします。この日の天気はあいにく曇りで、青空だったらもっとキレイな写真が撮れたのかなーなんて思いました。

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会場ではカラオケ大会なども開かれておりました。いいですねぇ。こういうローカル感はんぱない感じ大好きです。僕が行った時は氣志團のメドレーをひたすら地元の方が歌っていました。

 こんな感じで、14時になったので由比桜えびまつりは終了となりました。多くの露店も片付けに入りますので、僕らも撤収することにしました。帰りは早めに撤収しないと駐車場付近でまた混雑するので注意しましょう。

感想

僕は静岡が地元なのですが、住んでいた頃はこのお祭りに来たことがありませんでした。というのも、桜えびなんて近所のスーパーで普通に売ってるし、わざわざ漁港に行くようなもんじゃないでしょって思っていたのです。

しかし、一度東京に出ると新鮮な魚というのがいかに貴重なものであるかを知ったのです。特に桜えびは日本の中でも限られた海でしか水揚げされず、市場に出回っているものは全て駿河湾でとれたものと知った時には衝撃でした。

それ以来、一度は行ってみたいイベントだったのですが、今年ようやく行くことができました。由比桜えびまつりはゴールデンウィークに開催されるイベントということで人も多く、活気に溢れた会場でとても楽しい時間が過ごせました。

特に、地元の方との交流ができる点や、カラオケ大会などの出し物を見られるのは地方のイベントならではなので、いい時間を過ごせたと思っています。

桜えびのかき揚げも甘くてもちもちしていて、もっとたくさん食べればよかったです。毎年5月3日に開催されているので、またゴールデンウィークに帰省をする際には立ち寄りたいと思います。

新鮮な桜えびって、実はレアな食材だったんだなぁ〜